赤塚植物園 2006/03/05

− 都営三田線の終着駅西高島平から赤塚の花散歩 −

ネット仲間の間では、セツブンソウやキクザキイチゲ、バイカオウレンが咲き始めたの情報が飛び交っている。

昨日は、奥武蔵の花の山として有名な日向山に出かけたが、少し時期が早すぎた。

しからばと言う訳で、一時間一寸で行く事の出来る赤塚植物園を尋ねる事にした。



三田駅から40分余り、地下鉄から抜け出して高架となると周りにはマンモス団地が建ち並ぶ。

終点で降りると、閑散としている。

通勤時間には、ごったかえすと言うのが信じられない位人が居ない。

横断橋を渡ると直ぐ向こうは埼玉県。

高速道路に沿って歩いていると、住宅の間から、ころころした動物が出てきた。

車にひかれそうになりながら車道を渡り植え込みの中でもぞもぞしている。

これが有名?な赤塚狸。

埼玉の山里から赤塚まで荒川に沿ってやって来て住み着いているとか。

でも、昼間から出歩くとは珍しい。

近くの赤塚公園の丘陵に澄んでいたが、梅祭りのあまりのにぎやかさに浮かれ出てきたのだろうか?



千葉氏の城跡のある赤塚公園は、池と丘陵からなっている。

池には大勢の人が釣り糸を垂れている。

梅はチラホラとしか咲いていないが、なんとまあぎょうさんな人出。

町内会の人達がやっているのだろうか、お酒も弁当も超安値。




梅はチラホラだがサンシュユが満開でとても美しい。

池の畔の大きな柳の様な木が芽吹いてとても雰囲気がよい。




紅梅はもう満開になっている。

大正琴の演奏を聞きながら、ビールで一休み。

中学生の社会部の生徒が赤塚を案内しますとプラカードを持っている。

城趾跡を教えてもらって、丘陵を上がると広場になっていてその奥には白梅の梅園となっている。

梅の枝の無料サービスをやっていて大勢並んでいた。




赤塚公園を出て東京大仏のある乗蓮寺にむかう。



日本で三番目に大きな大仏だと言われているが、さすがに立派。



乗蓮寺を出ると直ぐに赤塚植物園に着く。

板橋区立だが、無料大サービス。

マンモス団地が控えているので税収が豊かなのだろうか?

門の前には大きな、ゆりのきがある。




丁度雪割草の特別展示をしていた。

今日までとの事でラッキー!

可愛い花だ。




展示室を出ると築山となっていて遊歩道が造られている。

チップが敷き詰められていてとても歩きやすい。

何にも咲いていないあと思って歩いていたが、よく見ると小さな花がちょこんと咲いている。

なんとセツブンソウではないか!!

初めて見るセツブンソウに大感激。




少し行くとスハマソウ(雪割草)が可憐に咲いている。

やはり鉢植えよりはずっと可愛い。






バイカオウレンは、花期が終わり豆サヤが出ているが、まだまだきらびやかだ。



クロッカスやシバザクラが花を咲かし始めていた。






スハマソウは見飽きる事のない程可愛い。



沈丁花の仲間のナニワズと三椏の花

三椏の花はほんわりとして大好きだ。



「迎春花(げいしゅんか)」と呼ばれる黄梅とサンシュユ



モクレンのツボミが今にもほころびそう。マンサクはもう花期が終わり。



フッキソウももうすぐ咲くみたい。

福寿草は今真っ盛り。






おうれんが木陰で静かに咲いていた。



ヤブイチゲが陽を浴びて花を開いた。



トウダイグサ科のヤマアイももう少しで花を咲かせる。



キクザキイチゲはあでやか。








沈丁花が今にも咲きそう。

まるでショートケーキのイチゴの様

可愛い小さな植物園だが、よく手入れされていて色々な山野草が咲いている。

板橋区の区花となっているニリンソウがもう少しすると園内に咲き乱れるそうだ。

築山の中は上手く散策路が巡らされていて、多くの花を楽しめる様になっている。

頂上は芝生広場となっていて、陽だまりの中でコーヒーを楽しむ。

赤ちゃん連れの若夫婦やお年寄りがそれぞれに楽しんでいる。

こんな植物園が近くにあると良いなあ〜

十分に花を楽しんで新高島平まで歩いて帰る。

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