大川山 2005/01/22
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− 穏やかな雪景色を楽しむ。 小鳥たちも可愛いよ −

昨夜から、風邪気味で喉が痛い。
遅くまで会議とその後の飲み会で体調を崩したらしい。

寝ていようと思ったが、家内に引っ張られて山行きとなった。

どうせなら気になっている大高見峰裏街道の鷹丸山、竜王山、扇山に出かけたいと思ったが、
家内は、雪の山に登りたいというので、昨年末とても雪が綺麗だった大川山に行くことにする。

あれから、ずいぶんと雪も降ったようなので楽しみだ。



いつものように、コンビニ弁当を仕入れて、琴南公民館に駐車。
中通から林道を野口川に沿って登っていく。

相変わらず、工事中で3月末まで通行止めになっている。
車は、皆野の駐在所前から迂回しないと行けない。



大川山頂上は、雪が昨年末より少ない。
一寸がっくり。

山道にはいると、タチツボスミレがけなげに咲いている。



大川大権現の石灯籠と、大川山まで25丁の丁石。



手水鉢の水は完全に凍っていた。例の疾風スキーの神にご挨拶。



この祠の横からも登山道が延びているように見える。
一度探ってみようかな?

かなり登っていっても雪は全くない。

暖かい天気で、汗でぐっしょりなってしまう。



未舗装路との分岐のある林道の手前でコーヒーブレイクをして、上着を脱ぐ。
プラドがやってきて、男性が一人登山道に向かって行った。
力強い足取りだ。



「トコトントコトントコトコ」と和太鼓を叩くような音がする。
辺りを一生懸命探すと、コゲラの姿が..
でも遠くてしかも後ろを向いているのしか写せなかった

15丁の丁石を越して次の林道に出ると、突然の雪景色。
路面は、ツルツルになっている。
プリウスの夫婦がやってきたが、ノーマルタイヤでは前に進まない。
Uターンも出来ず、バックで下って行った。



表面の凍った雪を、バリバリいわせながら登っていく。
帰りは一寸滑りそう。
最後の林道に飛び出すと、かなりの積雪で、気持ちもルンルンしてくる。




木々に付いた、か細い樹氷が粉雪のように降ってくる。
頂上から老夫婦が下りてこられた。
足跡を見ると6本爪のアイゼンをつけている。
私達も下りはつけようかな。



かなり深い雪道となるが硬く締まって歩きやすい。

少しの距離でも雪の上りは疲れる。

境内の裏に付くと、プラドの男性と宮司さんがお話ししている。

この男性はいつもは自転車で大川神社にやってくるそうだ。

いつもの葵の御紋を宮司さんが説明してくれる。

汗に濡れたシャツを脱いで着替える。

宮司さんに勧められて、ストーブのある部屋へ入り、お餅と御神酒をいただく。
コップに3杯も御神酒をいただき、いい気持ち。
35才から85才までこの神社に居られたという宮司のおばあさんのお話などを
お聞きしてお暇しようとするが、表まで送っていただく。

昔は、香川県の知事さんが大事にしてくれて、この神社の建物も建てるのに協力していただいたそうだ。
香川大学の学生も良く合宿に来ていたそうだが、最近はこないと寂しそうに言って居られた。

話は尽きないので、丁重にお別れを言って神社を下りる。

下の広場では女性の5人組が食事をしながら鳥に餌をやっていた。



ヤマガラとゴジュウガラが仲良くひなたぼっこ。



俺ヤマガラだい!可愛いだろう?



ゴジュウガラは少し賢そう。



空港の滑走路の向こうに屋島や高松市街が少し霞んで見えている。



大川神社全景

雪の林道を歩きコテージの管理棟に行く。
雪遊びの子供達が歓声を上げている。



管理棟の前の日当たりの良いベンチで食事。

山鳥が餌をねだって、直ぐそばにやってくる。
おにぎりをほぐして餌台に置くが食べてくれない
。アンパンを小さく千切ってやろうとすると、沢山待ちかねたようにやってきた。
中には、待ちきれなくて千切っている手の中からついばんでいく。



コゲラは用心深く近寄ってこない。
カメラを向けると逃げてしまう。



ヤマガラは本当に愛くるしい顔をして人なつっこい。






貴公子のような顔をしているのはゴジュウカラ



ネクタイを締めているのはシジュウカラ。
一寸慎重で様子を見ながらやってくる。



目の前には、剣山や次郎笈が大きく見えている。

その右には、黒笠山、矢筈山、烏帽子山、寒峰が綺麗に並んでいる。



ぽかぽかと暖かいので小鳥の相手をして、ずいぶんとゆっくりしてから下山開始。

左下の写真のような大きな変な動物の足跡が沢山ある。
何の足跡だろうか?



途中で展望台により満濃池の方向を展望する。



正面に、気になっている猫山裏側の里山三座が見える。
竜王山の南面崩壊は殆ど頂上まで達している。



念のためアイゼンを付け、滑りやすい山道を下り、麓に来ると白梅の香りが少し漂っている。

毎回のぼるたびに一寸した発見がある。
一寸マンネリになりかけていたが、これからも讃岐の里山歩きを続けていきたい。


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