嶽山  2005/02/06
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− のどかな田園地帯、池と神社巡り 嶽山を吹く風が心地よい −

先週公渕公園から見た嶽山がとても印象深く、三木町の田園地帯を四国の道に沿って、散策することにする。





先週と同じく公渕池の堤防に駐車。

時計回りに散策路を歩く。

先週沢山の花をつけていた梅の木も、寒波で花を落としている。



マユミの真っ赤な実が青空に映えている。
タヌキノカンザシと呼ばれているが、納得!!



シャクナゲ?の蕾が一杯。
去年は裏年だったが今年は期待出来るかも?



こんな古いポンプと何かの釜がある。



ホトケノザ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ハコベが日の光を浴びて一杯に咲いている。



公渕公園から、東へと四国の道を進む。

二ツ池の土手では、草を焼いている。

丸岡八幡人事屋への道を曲がらずに山大寺方面へと曲がる。



高松グランドカントリーの手前の渡池では、近所の方がトンビの餌付けをやっている。

パンくずをまくと、すごい数のトンビがやってくる。



奥の堂池の横には、嶽山を優しく眺めているお地蔵さん。



この辺には、沢山の古墳があるそうだ。
奥の堂池の堰堤を右にゴルフ場を見ながら歩いていく。
嶽山はもう目の前。



堰堤を過ぎると直ぐに車道に出て、ゴルフ場の入り口に来る。

左の正面に嶽山が見え、嶽山の標識もあるが、登山道は見つからない。



しばらく行くと山大寺に出る。
このお寺は観音様やお釈迦様を祀ってあるらしい。綺麗に掃き清められている。

丁度このお寺の裏は嶽山となっている。



山大寺池の横を総合運動公園に入り、太古の森に向かう。



山大寺池を浮き橋で渡る。
池の西側には嶽山がそびえている。



太古の森では恐竜君がお迎え。
有名なメタセコイヤの樹はまだ余り大きくはない。

小山に駆け上がると、小さな祠と展望所がある。

お腹がすいて、パンとコーヒーで休憩。



メタセコイヤの向こうに嶽山。
このメタセコイヤは、三木町出身の三木博士が化石を発見したことで有名。



山大寺池をぐるっと回って、諏訪神社に向かう。この辺りも台風でかなり痛んでいる。



大谷池の堰堤を諏訪神社に向かう。



諏訪神社の手前には小高い所があり朽ちた祠が祀られている。
ここらは非常に古墳が多い所なので、その上に祀られているのかも知れない。





この諏訪神社は、名前の通り諏訪から安西右近が文明年間に諏訪明神を勧請して立てられたらしい。
この小高い山の周りは古墳だらけ。



諏訪神社にお参りしてからまた、山大寺池に引き返し北の堰堤を嶽山に向かう。



池から車道に出て右折すると、立派な鳥居と灯籠のある多賀神社に到着。
此処でもお参りしてから、更に嶽山を左にまいていく。
段々嶽山から遠ざかるような気がするが、香川用水に沿っていくと、登山道の看板がある。



看板から南へ嶽山を目指して行くと約350bで、登山口に着く。
ここには駐車場もある。

ここで嶽山の紹介

標高204mのビュート型溶岩台地。
花崗岩を基盤に上部に石英粗頭岩。西側に凝灰岩が露出している。

荒々しい感じが他の讃岐の里山とは異なった印象を与えてくれる。

この周辺に古墳が多いのも、この嶽山が見える所に埋葬して欲しいとの豪族の王の希望が多かったからかも?



登山道にはいると直ぐに金比羅さんの祠がある。
綺麗に清掃されている。

少し急になると花崗岩が風化して、白い砂状になっている。



足下が荒々しい岩に変わり始めると、木々が低くなり、見晴らしがとても良くなる。



ステンレスの立派な鎖が続いているが、岩はしっかりしていて、引っかかりも多いので、
鎖に頼る必要はない。

あっという間に頂上の立派な鳥居に着く。
何時も思うがこの様な石の鳥居はどうやって此処まで運んだんだろう?



頂上は岩の固まり。
天日坊を祀った、祠の西側からはゴルフ場や公渕公園が良く見える。

此処で遅い昼食。

もう一つのピークには男性が一人、南に下りようとしているがまた引き返してきた。

此処の岩には緑色の苔がびっしりと生えて不思議な雰囲気を醸し出している。



食事を終えてから竜王神社のある頂上へ行く。



真下に山大寺と山大寺池が綺麗に見えている。



充分に景色を楽しんでから下山。

下から大きな声がするので、登ってくるのを待っていたがいっこうに登ってこない。
仕方なく下りていくと、高校生の男の子が三人、三木高校の制服のまま登ってきている。
そのうちの一人が、高所恐怖症らしく、怖いもう動けないと叫んでいる。

私達も下りは気をつけて所々、鎖のお世話になりながら下りる。



また、香川用水沿いにロウバイの香りを楽しみながら歩く。
この香川用水がはるばる瓶が森の源流から、讃岐山脈を抜けて此処まで流れてきていると思うと
感慨深いものがある。
とても透明で綺麗な水がとうとうと流れている。



帰りに丸岡八幡神社による。

とても立派な神社だ。

 





ナズナが道端に一杯咲いている。





丸岡八幡神社から、少し痛くなった足をかばいながら、また公渕公園まで帰り、
家族連れの子供達が、枯れ葉に戯れているのを見ながら、コーヒータイムを楽しむ。

約6時間余り20qの散策は少し疲れたが、色々な新しい発見があった。


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