里山の秋 白馬大雪渓    2005/08/05

− 涼を求めて白馬大雪渓に行く −

2ヶ月ほど山から遠ざかっている。

やっと夏休みだ。

北アルプス方面に行きたいと思っていたら、阪急交通社で、
白馬大雪渓と八方尾根花のハイキングというバスツアーがあった。

阪急交通社のバスツアーは何度か利用した事があるが、非常にシンプル。
宿舎も二流。バスも結構おんぼろ。お土産無し。

しかし旅のツボを押さえていて値段が安い。

朝7時40分新宿発。



新宿センタービルの前でバスを待つ。

ROOK何とかで、バスが50台以上停まっていて、若者がぞろぞろ乗りこんでいる。

私達のバスは、予定の場所に停まれずにいて、添乗員が迎えに来た。

予想通り、一寸くたびれたバス。



関越道をひた走り、妙義山系の特異な山容を楽しみながら、軽井沢碓氷峠を越えて湯ノ丸SAで休憩。

昼食は勿論ついていないので各自買い物。

野沢菜のお焼きを買ったら、新鮮なトマトや、スモモ等が無料サービス。

好きなだけどうぞというので2個ずつ貰って食べたが、とても甘いトマトで、感激。

ドンドン走って12時前に白馬に着く。



白馬の第5駐車場で、ガイドが乗り込んできて、今日のスケジュールの説明。

一寸KAZASHIさんに似ている、がっしりした人だ。

此処で衝撃的な発表がある。

「昨日一昨日、雷雨の為途中で引き返した。今日も雷雨の予報が出ている。」

「雷雨の場合は即引き返す」

タクシーに乗り換えて猿倉荘へ。

道が狭いので観光バスは入れない。

1230m



準備体操をして12時20分出発。

エゾアジサイのブルーが暑さを忘れさせてくれる。

右はコアカソ。アカソの葉は先端が 3 裂。
コアカソは低木で、葉が3裂しないので見分ける。



ヨツバヒヨドリ、ヤマブキショウマがまずはお出迎え。
ヤマブキショウマは花の終わりに黄色くなるのが山吹に例えられて、ヤマブキショウマと言うらしい。

ガイドさんの説明が続く。



ソバナとオオウバユリ

ソバナとツリガネニンジンとの見分け方をガイドさんに聞いてみた。

「簡単だよ。ソバナは花が一方向に咲いて、ツリガネニンジンはあっちこっち向いて咲くのさ」

ちなみにオオウバユリは花が大きいのではなくて、葉が大きいとの事。



サワグルミの大木が多い。

この木はバーのカウンターにうってつけで、磨くととても良い光沢が出るそうだ。

「ちなみにガイドさんの本職はバーテンダー

カニコウモリのツボミ。



うっそうとした中を行くが、気が狂いそうになるほど暑い。



オオハナウドは、花が平べったく咲く。

シシウドはお椀のように丸く咲くのが見分け方。

ガクウツギの白が鬱そうとした中でさわやかだ。



鑓温泉登山口。

日本一高い所にある温泉だとか。

ここから白馬に登り大雪渓を下りてくるコースが有名らしい。



オオカサモチか?



白馬が顔を覗かす。



ヤマハハコとカンチコウゾリナ?



総勢35人のパーティは黙々と歩く。

先頭ではガイドさんが、花や樹木そして山々の説明を大きな声でずっとしてくれている。

とても自然を愛しておられる方のようで、とても詳しく、名前だけでなく見分け方から名前の所以なども詳しく説明してくれる。

東京の人は花の写真を全く撮らない。

花を写していると直ぐに最後尾となって、ガイドさんの声が聞こえない。

写しては走り説明を聞いては花を写し、また最後尾になるを繰り返す。

他の人から見たら非常に目障りに見えてしまっているだろう。



イワアカバナが可愛く咲いている。

渓流沿いに登っていく。



遙か大雪渓が見えてくる。

ハクサンボウフウ。小葉が卵円で粗いギザギザがある。



木曽川支流の味噌川で沢山咲くというのでミソガワソウ。



オオバミゾホウズキ。葉に溝があってホウズキのような実がなるらしい。



13時53分白馬尻小屋に着く。

1550m

この小屋は、沢筋にあるため毎年冬になると解体され、春にまた建設されるらしい。

白馬に登る登山客で賑わっている。

前日この小屋に泊まり、早朝白馬に向けて出発するのがお決まりコースらしい。

午後二時以降は、登山禁止だとか。

6月頃には此処まで雪渓が延びているらしい。







オタカラソウと白馬岳まで5時間10分の道標。



ヤグルマソウはとても大きな葉っぱ。

この葉っぱがヤグルマに似ているとか。

オオレイジンソウが群生している。



オオバギボウシも沢山咲いている。



キヌガサソウとミヤマカラマツ



エンレイソウの実とカラマツソウ



やっと14時23分大雪渓に着く。

1610m






雪渓の上を冷たいガスが下りてくる。

先ほどの暑さが嘘のような寒さだ。



雪渓の上から登山者が、ボツリボツリと下りてくる。

みんな疲れ果てて挨拶をしても声がない。

そんなに厳しい道程なのか?





ミヤマキンポウゲかな?
葉が掌状に5つに深く裂けて裂片は更に裂ける。



タマガワホトトギスが、至る所に咲いている。



ミヤマツボスミレ



ハクサンオミナエシ



イワアカバナ



シロバナクモマニガナ?



ミヤマトウキとシモツケソウ



タマガワホトトギスとエゾシオガマ



オオバタケシマランの実とオオレイジンソウ



ミヤマカラマツと



ミソガワソウとオオバミゾホウズキ



ミヤマカラマツの咲きはじめはピンク



左はアカソ。葉が3裂している。
右はスイカズラ



左右不明



エゾシオガマと?



ヨツバヒヨドリと?



クガイソウと岩肌に咲くハクサンオミナエシ



16時30分に下りてきて、今日の栂池の宿舎へ向かう。

リフトの横の旅館で、お風呂にゆったりと入り、美味しい日本酒と夕食をいただいて、8時過ぎには熟睡してしまう。

明日は八方尾根の花街道。

続く

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