|
小石川後楽園 |
2005/11/27 |
|
− 水戸の黄門様のお屋敷跡の紅葉を楽しむ −
今週は、秋期試験があった為、山には出かける事が出来なかった。
試験を終えて、都内の紅葉を楽しみに小石川後楽園に出かけた。
小石川後楽園は、水戸藩徳川家のお屋敷のあった所だ。
二代目の黄門様(光圀)の時代に完成されたらしい。
近くの小石川植物園は、東大が管理しているだけ合って、観光地というイメージはない。
しかしこの後楽園は、都内観光のメッカとなっている。
公園中央にある大泉水の池の水に紅葉が写り、素晴らしい景観を醸し出している。
紅葉のこもれびの下でお弁当。
この公園では特製弁当を売っている。
とても美味しい。
鴨たちが、ノンビリと泳いでいる。
水面が紅葉で美しく色付いている。
冬桜が満開で、小春日和の陽に輝いていた。
日がさすと目の覚めるような美しさになる。
ニオイツツジが咲き残っていた。
トランペットのような長い筒を持った花だ。
とても良い香りがする。
広場で、江戸大道芸をやっていた。
大して上手くもないが、三味線と太鼓のお囃子が軽やかで、見ていて楽しい。
終わってから、観客から投げ銭を集めるのだが、流石江戸っ子気前が良い。
1000円札が、かなり集まっていた。
右の藁葺きの小屋は九八屋(酒亭)
酒は昼は九分目、夜は八分目との意味らしい。
内庭のほうに回ると此処も、素晴らしい紅葉がある。
松はすでに冬支度
クチナシの実が赤く熟れていた。
西側に回ると京都嵐山を模した 大堰川がある。
向こうに見える土橋は渡月橋。一寸貧弱。
水面に映る紅葉も素晴らしい。
左の赤い橋は通天橋。
右の橋は円月橋。水に映る様子が満月のようだからとか。
得仁堂
光圀が「伯夷列伝」を読み、感銘して伯夷、叔斉の木像を安置した御堂
右は、お馴染み葵の御紋の入った屋根瓦。
帰りに、東京ドームから遊園地の方に回る。
左は東京ドームホテル。
大観覧車とジェットコースター。
ビックリするほど多くの、若い人達が楽しんでいた。
東京メトロのビルの中に串刺しになる電車。
小春日和の中、こんな都会のど真ん中で、思いもかけず美しい紅葉を楽しむ事が出来た。
|
|
|
|