日向山〜丸山〜正丸峠 2006/03/04

− 奥武蔵の峠道を歩く −

西武芦ヶ久保駅 --- 山の花道 --- 日向山 --- 野外活動センター分岐 --- 県民の森 --- 丸山 --- 大野峠 --- 刈場坂峠 --- 虚空蔵峠

--- 旧正丸峠 --- 川越山 --- 正丸山 --- 正丸峠 --- 正丸駅


昨日は、天気が悪く山沿いでは雪になった様だ。

今日はうって変わって良い天気の予報。

奥武蔵の陽だまりハイクに出かける。

7時6分、西武池袋駅から西武池袋線そして飯能経由で、西武秩父線の芦ヶ久保駅を目指す。

8時42分到着。

この様な駅で誰も降りないだろうと思っていたら、意外と大勢の登山客が降りた。

しかし殆どはバスに乗ってどこかへ行ってしまった。

二子山経由で武甲山へ縦走するのだろうか。



8時50分出発。

標高306m



駅から階段を下りると横瀬川に架かる橋を渡る。

国道を左に行くと立派な道の駅「果樹 公園あしがくぼ」がある。



この芦ヶ久保では毎年8月に獅子舞があって賑わうらしい。

ここから観光農園に向かって登って行く。



途中、白髪神社があったのでお詣りをしていく。

此処の境内で獅子舞が行われる。



境内の古木も未だ芽吹いてはいない。

春は未だ先の様だ。



ここから道が沢山分岐して迷うが、看板に従って登って行く。

振り返るとデンと武甲山1295mがそびえている。

元々1300m以上あった山は半分が石灰岩採掘の為に削られてしまっている。

高度成長期の日本の発展の為に無惨な姿になってしまった。



陽だまりのお地蔵さんにご挨拶。



この辺一体は、観光農園で今の時期はイチゴの最盛期らしい。



山の花道の看板に従って車道から登山道に入る。

そばの温室に、イチゴ狩りは終わりましたと書いてあったが、少しばかりイチゴが残っている。



登るにつれて武甲山が大きく見える。



一旦車道に出て右に行くと駐車場や東屋が見えるが真っ直ぐ登って行く。



広い気持ちの良い草原を行くと蝋梅園に着く。

武甲山の右奥に、雲取山2017m白石山2036m、甲武信岳2483mに続く山々が白く雪化粧している。

この日雲取山に登ったHgさんのレポートを見ると20〜30pの新雪があったそうだ。



しばらく蝋梅の間から見える武甲山の姿を楽しむ。



稜線まで出て、左へと登って行くと階段の急坂があって日向山頂上633mに着く。

9時49分。



広い頂上には山座同定板もあり、木々の間から、二子山や、武甲山が見える。



コーヒーブレイクをしていると男女三人のパーティが登ってきた。

これから丸山へ行くと言って直ぐ出発して行った。

私達も、丸山に向けて元来た道を引き返す。

10時丁度。



もう一度蝋梅を楽しんで、周りを見渡すと北の方に別荘が見える。

この様な場所に別荘を持ってのんびり暮らすのも良いものだろうなあ。



車道まで下っていくと、車道に出て看板がある。

花の地図を見ていると先ほどの三人組が左へと行くので、ついその後を付いていく。

シイタケ農園の間を行くと沢筋に出る。



いくつか橋を渡るとまた車道に出て山道に入って行く。



気持ちの良い道だが、ドンドン北西に向かって行っている。

丸山は東の方角の筈。

そのうち先ほど見た北の山裾の別荘地に出た。

地図で確認すると遠回りだが、この道からも丸山に行く事が出来る。

先ほどの三人組に地図とコンパスで今居る場所を教えると、直ぐに引き返して行った。

私達は、そのまま真っ直ぐに行く。



良く踏み込まれているが、静かな人の気配のない道を行く。

素晴らしい陽だまりハイクの道だ。

11時に暗い十字路に出る。

地図で確認すると、右へ行くと直ぐに車道に出て、丸山に行けるらしい。

車道歩きは嫌なのでもう少し先に行く。



目の前にピークが見えてきたので、あれが丸山かなあなんて話しながら行くが、飛んでもない間違い。



一旦尾根に出るが、丸山方向は通せんぼがしてある。

一旦下った分岐が、金昌寺との分岐。

その先に野外センターへ下る道がある。

右に曲がり、また坂を上がっていく。



左下に野外センターを見下ろしながら登って行く。

この野外センターはかなり規模がデカい。



澄んだ青空と暖かな日差し。

しかし気温は0度近くで、手がかじかんで冷たい。



直ぐ先にピークが見えるので丸山かと思ったが、ニセピーク。

かなり急な登り返しを3度ほど繰り返すと、ここから野外センター区域外の看板。

11時34分。



また、880mのピークを越すと、山仕事のおじいちゃんと出会う。

ピークを下りきると車道に出て、920mのピークを右に巻いていくとやっと県民の森に出る。

12時02分。

資料館におじゃまして、少しお勉強。



丸山に向けて坂を登ると、本来の登山道との分岐に到着。

ここで、やっと大勢の人が登ってくるのに出会う。



左に一旦下っていく。



車道や駐車場を下に見ながら最後の坂を登り詰めると丸山頂上960m。

12時30分。



遠回りした為に、予定を一時間以上オーバーした。



展望台に登ると360度の展望。

しかし生憎霞んではっきりとは見えない。

武甲山の右に両神山そしてその右に二子山のコブが見える。



その右奥には、浅間山が輝いて見える。

肉眼では噴煙まで見えるがカメラではクッキリと写せないのが残念だ。

突然大きな爆発音がしたので驚く。

武甲山から白い煙が上がっている。

どうやら発破により石灰岩を採掘している様だ。

今では、採掘はやっていないと思っていたが、山の内部を発破で切り崩して石灰岩を採取しているらしい。



弁当を食べて少し休んでから、出発。

13時01分。



電波塔の横を右に下っていく。

大野峠への分岐で、お年よりの二人組が、コンパスと地図でルート確認中。

このまま、芦ヶ久保駅に下っていくらしい。

この山は、お年よりの女性パーティが多い。

花の山を期待してこられたのかな?



快適な道を下っていくと突然目の前にパラグライダーが開いた。



素晴らしい眺望の場所がパラグライダーのランチャーになっている。

目前に堂平山の天文台が見える。

その向こうは高層ビル群が霞んでいる。

一度私もやってみたいなあ。



そのまま坂を下っていくと、車道に出た。

大野峠13時26分着。



車道が広くなっていて、オートバイや、自転車そしてハイカーが休んでいる。

ハイカーは此処から芦ヶ久保駅に向かう様だ。



私達は刈場坂峠に向かう。

また、誰もいない静かな山歩きとなる。



車道に沿った関東ふれあいの道を行くが結構アップダウンがある。

また登り返してカバ岳を過ぎて岩場を行くと展望が開ける。

また下って国道と交わると七曲がり峠。

ここからまた、登りになるが、私達はそのまま車道に出て刈場坂峠を目指す。



14時丁度着。

刈場坂峠の茶屋は冬季休業中。

都心方面の眺めが素晴らしい。



堂平山、剣が峰が目の前に見える。



此処から真っ直ぐ行くと、この前行った関八州から顔振峠まで約10q。

車道は通行止めになっている。

右に下っていく。

ガイドブックは一旦山道に戻り下るとなっているが、そのまま下っていく。



虚空蔵峠に14時25分着。

休憩所があるのでコーヒーブレイク。

これからの行程に備えて靴下を履き替える。

遠回りしたので予定時間をかなりオーバーしている。

この峠が720m。

正丸峠が約620m。

ここから正丸駅まで5.8qと記されている。

下りなら1時間半ほどで行けるだろう。

これが大きな間違い。



静かな気持ちの良い道と書かれていたが、いきなりの急登。

踏ん張って登りまた下り、かなり行ったと思ったが、まだあと5q。



突然見上げる様な階段。

段差が40p位有り、短足コンビにはキツイ。

体力を使い果たし長い階段を上りきる。



ヤセ尾根を行き、一寸スリルのある岩場を下る。

ゲッ!また階段がある。



また下り、また階段を上る。

丁度この下に、国道の正丸トンネルと、西武秩父線の正丸トンネル。

そして石灰岩を運ぶ太平洋ベルトコンベアが貫いている。

最後の急坂を下りると旧正丸峠にやっと出た。



ここは、都心と秩父を結ぶ主要道だったらしいが、新しい正丸峠が出来てからはハイカーしか訪れなくなっている。

切り通しの陰気な峠だ。

もう15時21分になっている。

ここから正丸駅へ下る事も出来る。

どうしようと迷うが、下山路には通行止めの看板がある。

意を決してそのまま進む事にする。

しかし、なんとまあ!!

目の前に延々と続く階段。

途中まで行ってもう嫌!と思わず叫ぶ。

でも登るしかない。



やっと登りまた下ると、正面にまたピークが見える。

堪忍してよ、巻き道がきっとある。

しかし現実は厳しい。

また階段。



最後には這い登る。

樹木の間から山々が見えるのが救い。



やつと三角点のある川越山766mに着く。

15時40分。



やっと緩やかな尾根道となり、少し下りのぼり返すと正丸山。



今度は転げ落ちる様な急階段を下りる。

広くなった所に休憩所があり。東屋やベンチが沢山ある。



やっと車道が見えてきた。

16時9分正丸峠着。



ライダーやハイカーに炭火焼きのジンギスカンで有名な「奥村茶屋」

おばちゃんが三人で切り盛りしている。

甘酒400円を注文。

とっても美味しいが、熱くてなかなか飲めない。

大失敗。



14時26分出発。

茶屋の裏から降りていく。

ここから伊豆ヶ岳に一時間ほどで行く事が出来る。

これまた急な階段でおまけに壊れている。

ステンの手すりが付いているが、冷たくて握る事が出来ない。



急な荒れた沢筋を下る。

暗くなったらとても歩けない様な道だ。



ガーデンハウスからの道と交わり更に下ると、飯能に多い、山の神を祀る「お申講」の鳥居がある。



やつと石畳の道に出ると人家がある。



車道に出てドンドン行くと、以前伊豆ヶ岳に登った分岐の馬頭観音に出た。



最後は駆け足になり、自動販売機でビールを買うのももどかしく正丸駅に飛び込むと、5時18分の電車がやってきた。

ビールを飲みウトウトして、飯能で乗り換え、池袋で乗り換え、

えびすで乗り換え、五反田で乗り換えして9時前に自宅に着いた。

やはり関東の峠縦走コースはいつもながら厳しい。



  総歩行距離約20.3q 累計標高差±1530m


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