天狗塚 1812m  2004/10/16
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念願の天狗塚へ行けると言うので、前日からうきうき。
くしゃみが何回も出ていたが気にせず、ネットで情報を集める。

ネット仲間のKAZASHIさんをお誘いするが、仕事でダメだとの事。残念。
家内は、ゴソゴソ準備していたが早々に、寝てしまった。

早く寝ればよいのに寝たのは12時過ぎ。

のどが焼けるようにいたくて3時頃目が覚める。
仕舞ったと思ったが後の祭り。

家内に言うと、即刻登山中止命令が出るので、じっと我慢。
5時に起きて、こそっとうがい薬でうがい。
風邪薬を二袋飲んで、5時半出発。

財田の近くの池では、朝靄が立ち上っていた。



風邪薬が効いてきて眠いのを我慢の運転。大歩危で食料調達。外気温4.5度。



西祖谷まで来ると、国見山はガスで全く見えない。

久保の集落から林道に入り、少しいたんだ舗装路を行く。天狗峠登山口に8時に到着。

すでに5台ほど先客がいた。

昨夜集めた情報からこの登山口は標高1020mの筈なので、高度計を合わす。
(後で再確認すると此処は1140mの地点だった。)

5人のパーティが8時10分に出発。
直ぐ後を追う



登山口からすぐに急登が始まるが、噂に聞いていたほどではない。
振り返ると、矢筈山がくっきりと見えている。






殆ど秋の花は終わっているが、アキノキリンソウが頑張って咲いていた。

20分ほど登って、すこしふくらはぎが痛くなった所で、前の組に追いつき休憩。

この辺まで未舗装の林道が延びてきている。



朝日が斜めに差すので、山道が輝くように綺麗だ。

出発から40分ほどで、ピークに到着。

1475mのピークだと思うが、高度計はまだ1400m未満を表示している。
古い道標に、頂上まで1.5時間。下り2時間と書いてある。
多分、昔の久保の登山口までの時間だろう。

男性が一人大型カメラで何か?撮影していた。



ピークを少し下り、シコクザサの中を、半信半疑で進むと緩やかな場所に出る。
大きなぬた場がある。



少し汗ばむくらいになると、また前の組に追いつき小休止。
広葉樹の林が気持ちがよい。



振り返ると、国見山から矢筈山への山並みが、抜けるような青空の中に浮かんでいる。

疲れも、風邪の喉の痛みも吹き飛んでしまう。



マムシソウの実だろうか?



樹木帯を抜けると、もう視界をじゃまするものはない。

これでもかという山並みが360度広がっている。



右には、天狗の頂が、左には西熊山の頂が覗いている。



天狗峠まで最後の登り。後はなだらかなシコクザサの中を行く。



僅かにあった紅葉



イザレと書かれた天狗峠下に着く。
コメツツジの紅葉の中に天狗塚が可愛く飛び出している。



東を見て驚いた。三嶺と、剣、次郎が手の届くような所にある。
西には、天狗塚が見事な三角錐の全貌を見せている。



天狗塚と牛の背をバックに記念撮影

此処まで1時間35分。9時50分に着いた。



南には綱附森へ続く稜線が。



小休止の後、前のグループは、西熊山に向かった。
私達は、とりあえず天狗塚に行く事にする。

10時5分出発



直ぐ近くと言っても、一旦下りまた登るのは辛い。
しかし、とんでもなく素晴らしい眺望が、疲れを吹き飛ばしてくれる。



三嶺、剣をバックに。

10時30分頂上着

頂上は思ったより狭い。今日はまだ誰もこの頂上には立っていないようだ。
誰もいない頂上で、360度二回廻って720度くらいの景色を自分たちだけのものにしたような感激である。



三嶺、剣そして北の矢筈山系全て箱庭の中。
リンドウのツボミが一つ。


続く
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