坪山 1103m 2006/04/09

− ヒカゲツツジとイワウチワを求めて坪山を歩く −

昨夜、関東のネット仲間のHgさんの「奥多摩の山と自然」を覗くと、坪山でヒカゲツツジが咲き始めたとの投稿があった。

イワウチワも沢山咲いているらしい。

私は、どちらの花も見た事がない。

これは是非とも行かなくちゃあ!!

坪山周辺の地図

中央線で上野原駅に着くと、なんとまあ大勢の登山客。

ここから三頭山、生藤山、陣馬山方面へのバスも出ているので、バスの運転手さんが、並ぶ列を指示している。

本来なら一時間に一本ほどの運行だが、今日は次々と臨時バスが出ている。



今日登る坪山は、マイナーな山で、余程花好きな人以外登る人が居ない山だったとか。

当然バスを利用する人も殆ど居なかったらしい。

富士急山梨バスの運転手さんと地元の方々が、登山道を整備し、危険な場所にロープを張り

植生を保護して、初心者でも安全に花々を楽しめるようにしたとの事。

特に今日登る新コースは、今まで人が入っていなかっただけに、植生が豊富だと言う。

運転手さん手作りの登山マップを配ってくれる。

坪山以外にも奈良倉山の地図もある。

とにかく運転手さんは、乗客を増やそうと思っているのか熱心だ。

どこかの市バスのように、乗客が減っても何の努力もせずにドンドン便を減らし、

赤字だと言って、その内廃線にしてしまうのとはエライ違い。

8時15分に満員の登山客を乗せて臨時バスが出発。

50分ほど走って御岳神社に到着。940円。

沿線は結構人家が多いのに驚く。

でも、途中では誰も乗ってこなかった。

トイレが新設されたからと言って、バス停のかなり手前で止めてくれた。

鶴川の橋を渡る。



綺麗な桜のそばに新設のトイレはあった。

水洗で綺麗に整備されている。

団体客が準備体操している内に出発。

道祖神をまとめて祀ってあった。



9時17分出発。

登山道も綺麗に整備されている。

登山口の標高550m。頂上との標高差は同じく550mとなる。



早くも登山道脇の斜面にカタクリを発見。沢山咲いている。

天気がよいので綺麗にカールしている。

9時24分分岐に到着。

立派な看板は左の東ルートを示しているが、右へと西ルートへ向かう。



新旧二つの丸木橋がかかっている沢を渡る。

沢の川床は石灰岩で出来ているのだろうか?白くてぬるぬるしている。



傾斜が厳しくなり、前の集団をパスしていくと、ミツバツツジの群生があるが殆ど花が開いていない。

突然足下にイワウチワの群生が現れる。

真っ白に少しピンクで、輝いて見える。

登山道は急で狭く、両側に植生保護のロープが厳重に張ってあるので花に近づいて写す事が出来ない。

おまけに花は崖下を向いているので背中しか写せない。

ゆっくりと写そうと思うと、後からの登山客の邪魔にもなってしまう。



でも心配は要らなかった、標高が上がるにつれイワウチワの数が増えてくる。

狭い登山道の足下に踏みそうになるほど咲いている。



ウエディングドレスのような可憐であでやかな姿に見とれてしまう。



後ろを向いた姿も恥じらっているようで可愛い。



やがて、ヒカゲツツジが多くなるが花は少ししか咲いていないこれからが見頃のようだ。



一カ所満開に咲いている所があった。

淡い黄色の花が何とも言えず綺麗だ。

この花を求めて多くの人がやってくる理由が解る。



三頭山方向の視界が開けた所に来る。

足下に可愛い子犬がやってきた。

元気で走り回っている。

迷子にならなければよいのだけど..



ヤセ尾根の急登となる。

足下の岩の間にイワカガミの葉がびっしり。

今月末には登山道がピンクに染まる事だろう。



木々の芽吹きには未だ早い。

飛行機雲が一杯。



急坂を登り切ると、馬酔木の木が多い山頂に飛び出す。

10時47分。

丁度1時間半かかっている。

花を写したりして、ゆっくり登ったつもりだったが、やはり尾根筋の急登続きだったので以外と早く着いた。



北の正面に三頭山がどっしりとした姿を見せている。

非常に存在感のある山だ。

右後ろには御前山の頂が覗いている。



三頭山の右には笹尾根が続き、小さなピークが丸山。

そして生藤山、陣馬山から高尾山へと続く。

今度是非歩いてみたい。



三頭山の左には、手前に奈良倉山。

写真の右端になるが、三頭山の左肩に雲取山が顔を出している。

雲取山から左へと大洞山、唐松尾岳、笠取山へと続く。



南方向には、三つ峠が霞んでいる。

その左にはちょこんと権現山そして雨乞山のアンテナも見える。



山頂は平らな所が少ない。

馬酔木の木の間で昼食にする。

天気が良くてとても気持ちがいいなあ..



ふし三つ峠の左を見ると、富士が美しい姿を見せている。

正面に富士山を見ながら食べる弁当は、格別美味しい。



キアゲハがひらひらと飛んでいる。

今年出会うのは初めて。

コーヒーを楽しんでゆったりとする。

11時29分出発。

頂上の直ぐ下に、佐野峠と阿寺沢への分岐がある。

阿寺沢方向へ降りる。



急坂を下るとまたピークがある。

ツツジの木がいっぱいあるが未だ全然咲いていない。

この辺はアカヤシオが咲くらしい。

馬酔木の木が沢山伐採されている。

ここらの人は馬酔木が嫌いなのかなあ?

12時12分広場に出ると、花の里へ40分との看板がある。

びりゅう(美流)館へと右に行く。

こちらだと1時間ほどかかるらしい。



12時33分阿寺沢との分岐に着く。

左へとびりゅう館方向へ行く。



下山路は花は全く咲いていなかったが、やっとスミレの花発見。

淡いピンクで品のある美しさだ。

きっとヒナスミレだろう。





ぐんぐん下っていくと色々なスミレやカキドオシが目立つようになる。



13時9分びりゅう館に着く。

下山は1時間50分程かかった。

私達は何時も下りの方が時間がかかってしまう。



可愛いイラストの「さいはらぐるりまっぷ」



缶ビール250円(安いなあ)を買って、停車中のバスに急ぐが、このバスは臨時便。

朝登山客を送っていった運転手が、人数を覚えていて、その人数分の臨時バスを出すらしい。

車内はほぼ満席だがなかなか出発しない。

満席になるまで待つらしい。

しばらくしてもう一台バスが来てやっと出発。

上野原駅は野球少年が一杯。



珍しいカラフルな作業車が居た。

満開の桜を堪能して帰宅。

今日は短い山歩きだったが、初めてイワウチワとヒカゲツツジに出会えた。

また、イワカガミとアカヤシオの時期に来てみたい。

でも、登山客が増えると花達は大丈夫だろうか?

登山道が狭いだけに心配だなあ。
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