綱附森2
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左から、国見山、中津山、牛の背、天狗塚、天狗峠、地蔵の頭、西熊山、三嶺、カヤハゲ、韮生越、次郎笈、白髪山、中東山、石立山。

四国の山歩き大好き人間のあこがれの素晴らしい縦走路が目の前に広がっている。

この様に素晴らしい眺望は、初めての経験だ。

           

遙かに望む次郎笈と、石立山のアップ。



お昼寝中の高知のおばちゃんの間を抜けて北の天狗塚展望岩に行こうとすると、
「あんたたちどこにいきゆうが」
「じゅうそうするがや?」

と心配しているのかあきれているのか?おばちゃんからお声がかかる。

天狗塚展望岩に腰掛けていると、天狗塚がおいでおいでと手招きしている。
ここからの縦走路を下って行くと、途中に光石からの登山道の分岐がある。
更に登り返して地蔵峠、天狗峠と続く道はとても厳しそうだ。

ガイドブックでは約2時間、往復で4時間。
これは無理だ。

春先の日の長い時でなければ、私達では下山が遅くなってしまう。



でも少しでも天狗塚に近づきたいと、目の前に見えているピークまで行くことにする。
(上の写真右端)



直ぐそばに見えるが、一旦急坂を下って行く。

笹を広く刈り込んだ登山道は快適だが、日陰には霜柱が残っている。

15分ぐらいでピークに到着。

地蔵の頭までは、もう一度かなり深い鞍部がある。

昼食にしようとしたが、座ると笹がじゃまで展望が効かない。

とても素晴らしいピークだが、食事をするには不向きなので、元の岩に戻ることにする。



一寸した登り返しだが、かなりきつい。

天狗塚展望岩に帰り、11時50分昼食にする。



天狗塚から一人、かなり速いペースでやってくる人がいる。


汗びっしょりで登ってきた青年?聞くと久保集落から登ってきて此処から折り返すという。
天狗峠から此処まで1時間20分とのこと。

速いペースだ。でも帰りの鎖とかはきつそうだと言って、上着を着替えて5分も居ずに折り返していった。

あっという間に下っていくのを見ていると、私達とは基本的に脚力が違うのを感じる。

昼食を終えて、天狗塚の頂上を双眼鏡で眺めると、一人立ちったり座ったりしている人がいる。

今日は天狗塚も寂しい日だね..なんて家内と話していた。

後で聞くとこの時KAZASHIさんが、天狗塚山頂にいたとか..

あの人影はもしかしたら?



土佐矢筈山の向こうに見えていた雲海も消えてしまった。

石鎚山系も少し霞んできた様な気がする。



山頂から東に延びる稜線を確認に向かうが、永瀬ダム方向に向かう登山道は何処に続いているのだろうか?



白髪山の中腹には車道が延びている。

その向こうに石立山の美しい姿が覗いている。



この東南のピークからの天狗塚、三嶺の少し角度の違う姿を楽しんでから下山を開始する。13時00分。





何度も後ろを振り返り、美しい山並みを目に焼き付ける。
名残惜しいが、土佐矢筈山に向かって下りていく。



緩やかな、笹原の山道をアップダウンを繰り返しながら、登山口を目指す。

何処まで下っても天狗塚の姿が右方向に見える。

15時05分登山口到着。

雲一つ無い天候に恵まれた、今日の山歩きは一生忘れられない思い出になるだろう。

帰りは、永瀬ダム経由で南国まで行き、32号線にでてそのまま帰る。

自宅まで約4時間かかった 。やはり東祖谷経由の方が1時間ほど近かった。




歩行距離13KM


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