高尾山〜景信山〜裏高尾 2006/04/01

− 高尾山 〜 小仏城山 〜 景信山 〜 裏高尾 −

息子が久しぶりに帰っていたが、朝早く仕事で京都に出かけた。

天気がよいので何処かへ出かけようと思うが時間が遅いので遠くへは行けない。

桜には早いかも知れないが、高尾に出かけることにする。

8時に家を出て、電車の窓から満開の桜を楽しむ。

高尾駅前の桜も満開だ。

ところが高尾山口に着くと、駅前の桜は、2分咲き。

やはり一寸早いかなあ?



4月の土曜日としては登山客が少ない。やはり満開の桜を求めてどこかの公園に出かけているのだろう。

焼き団子が美味しそうだったが、我慢してお弁当を購入。

此処のお弁当は、コンビニより美味しい。



なんと、道端にカタクリの花が咲いている。

カタクリは深山に咲くものと思っているので、一寸調子が狂う。



スミレも沢山咲いている。

名前を調べるのが大変だ。

右は外来種とのこと。誰かが植えたのかなあ。



シバザクラも咲き始めている。



桜の花は未だ咲き始め。

10時24分に稲荷山コースから出発。



センボンヤリも咲いている。

これはコスミレ?



休憩所に来ると、八王子の市街が以外とはっきりと見えている。

新宿や、池袋のビル街も霞んではいるが見えている。

これはアオイスミレ?



このスミレは??

葉を探しても無い??



高尾山頂をパスして、奥高尾へ入るが、もみじ台の桜は、未だ硬い蕾。



いつもは大きく見える富士山は、霞んで姿を見せていない。



左はエイザンスミレ。

右は?



左はヒナスミレ?



ミミガタテンナンショウも顔を出している。

モミジイチゴがいっぱいあるが、未だツボミ。



一丁平に来ると、エイザンスミレが、一際目立つ。



ヤマザクラが多い広場では、みんなのんびりと昼食を広げている。



一踏ん張りして、小仏城山に来るとスイセン畑があり、大きなラッパ水仙が陽の光を浴びて咲き乱れている。

梅の花は、これから。ずいぶんと街中とは季節が遅れている。



八重咲きの水仙も花が大きくて美しい。



頂上のお地蔵さんには新しい手編みの帽子。

相模湖を見ながら昼食にするが、お目当てのナメコ汁は今日はお休み。

スミレは、みんなタチツボスミレの様な気がしてくる。



小仏峠まで降りて、景信山に登り返す。

此処の坂は何時来てもキツイ。

かげのぶ小屋も、今日は閑散としている。



13時40分、小仏バス停に向けて下山。

スミレが一面に咲いている。

名前は?



アブラチャンが渓流沿いに満開。

ダンコウバイとの違い難しいなあ。



車道まで降りてくると梅が満開だ。

この道は、旧甲州街道で、小仏峠を越えて相模に続いている。

近藤勇が板垣退助率いる官軍との戦いに向かい、勝沼の戦いに負けて引き返してきたのもこの道だ。



石垣には、キランソウやカキドウシが一杯。



タチツボスミレかなあ?

マルバスミレ?フモトスミレ?の白い花が印象的。



ムラサキケマンとヒメオドリコソウ



花に囲まれて可愛いころころした犬が、花の番をしている。

花を見ていると寄ってきてじゃれついて可愛い。



サンシュユも今が盛り。





ふと、小仏川の渓谷を覗くと、百合ワサビが一面に咲いている。

十文字の花が綺麗だ。



ユリワサビのそばにはニリンソウも暗い渓谷に一際目立つ。



ヤマエンゴサクの群生がある。



ヨゴレネコノメが洒落た感じで咲いている。未だツボミかなあ?



渓流沿いに初めて見る赤いツボミ?花?

蘭ちゃんにお聞きするとフサザクラとのこと。

これで咲いているんだ。

(花は無花被花(裸花)といい,花弁も萼もない。花弁のように見えるのは雄しべの葯)

小仏バス停があり、バスがピストン運行している。

殆どの登山客は此処から高尾北口へとバスで向かう。

でもここからが裏高尾の素晴らしい散策路がある。

一旦渓谷を離れて、家並みの中に入っていく。



このスミレは園芸種?

キジムシロが輝いている。



ベニコブシや草ボケなどを育てている家が多い。

この辺の民家は、花好きな人が多く沢山の花を咲かせている。



オオイヌノフグリと似ているが、茎が立ち上がっているのでタチイヌノフグリだろうか?

川沿いに立派な梅の木が続いていて丁度今が満開。



ハナズオウが満開

この花はマメ科だそうだ。



ヒトリシズカみっけ。

葉が未だ完全に開いてなくて可愛く見える。





ショウジョウバカマも今が盛り。

いつも咲き終わった後しか見ていなかったので感激。



シロバナエンレイソウのツボミとカタクリ



また渓谷に降りていくと、キクザキイチゲがあでやかな姿を見せている。

傾斜地に咲いているので、崖に斜めになりながらの撮影。



この黄色い花は何だろう?

よく見たらクサノオウが重なり合って咲いていた。



ベニバナミツマタは、あでやかだなあ。



ムスカリも多い

もうミツバツツジが咲き始めている。



トサミズキとチューリップ?



ベニコブシの大木と、裏高尾では有名な「するさしのとうふ」

この旧甲州街道を歩く人は全員と言っていいほど買っていく。

私達もおからドーナツとコンニャクを購入。

おからドーナツを食べながら行く。

あまり甘くなく、ヘルシーでとっても美味しい。



ここからまた裏高尾の古道に入っていく。

ここから、高尾山道の古い標識に従い奥に入っていくといろはの森経由で高尾山に登ることが出来る。

ケーブルカーなど出来る前はこの道が高尾山への参拝路だった。

渓谷にウグイスカグラが彩りを添えている。





珍しいと言われているヤマエンゴサクが、一面に咲いている。



ニリンソウも所狭しと咲いていて、気を付けて歩かないと踏んでしまいそう。






ニリンソウのツボミはピンクで可愛い。



ミヤマカタバミが咲いている。



山野草を探しながら歩く。






渓流に降りると、ハナネコノメソウが一杯。



コチャルメルソウも咲き始めていた。



また車道に上がり、満開の梅と蕾の桜並木の間をゆっくりと歩き、高尾山口に出て、16時43分の特急で帰宅。

今日は、春の花の咲き始めを楽しみながら、静かな山歩きが出来た。

これからの散策が楽しみ。

* スミレは、同定出来ておりません。調べれば調べるほど?です。

お解りの方はお教えください。
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