三国山 2005/9/10

− 篭坂峠・角取山・立山・畑尾山。アザミ平・大洞山・ズナ峠・三国山・三国峠・鉄砲木ノ頭・切通峠・平野 −


来週は、蔵王二泊三日の温泉三昧、お釜見物の旅が控えている。

今週は、おとなしくしていようと思ったが、新しく買ったトレッキングシューズの慣らしもしたい。

近郊の簡単な山歩きを計画。

山中湖の横で、富士が手に取るように見えると言う三国山に行く事にする。

しかし、電車の時刻表を見るといかにも遠い。

悩んでいると中央高速バスの案内があった。

7時10分の直通で山中湖バスセンターには9時半ごろ着くらしい。

これにしようと家内の同意を取って、寝る前にネット予約。すると「なんと言う事でしょう..」

先ほどまで空きがあったのに、全て満席。かろうじて、9時10分の席が取れた。

家内に言うと、「そんな遅くに行ってどうするの。グズグズしているからよ」

また怒られた。

もしかしたら、キャンセルがあるかも知れないと、PCの前で画面をにらんでいると、7時10分が△マークになった。

喜んで予約しようとしたら、ただ今混んでいますので..のメッセージ。

やっとつながったら、満席の表示。

なんやかんやして、8時10分発の川口湖止まりがやっと取れた。

後は野となれ山となれで就寝。すでに2時を回っている。

6時過ぎに家を出て、7時半に新宿西口の高速バスセンター着。



高速バスセンターでは次々とバスが出発する。

白馬、高山等遠くへのバスも多い。

8時10分発のバスは、なんと5号車まであった。

予約の具合を見てドンドン臨時便を出すらしい。

5号車に乗って出発。河口湖まで1700円。

初台から首都高新宿線に乗り、直ぐに中央道へ。

懐かしい府中(新婚当時、府中競馬場横に住んでいた。家賃2000円で、風呂共同の6畳一間。
徳島から初めて東京に来た家内はさぞ驚いた事だろう。神田川のような生活をしていた)を通り

大月あたりまで来ると田圃は黄金色。収穫が始まっている。



富士急ハイランドで殆どの人が下車。

河口湖に着いたのは9時57分。

10時の各停に飛び乗って山中湖を目指す。



また富士急ハイランド経由で、富士吉田を目指すとバスの窓からは雄大な富士山が見える。



山中湖に近づくと、空は晴れて益々富士山がくっきり見えてくる。

今日は素晴らしい山歩きが出来るぞ!!

しかし、山中湖畔に来るとガスが出てきて暗くなる。



篭坂峠に10時46分着。

何故か泣いているような天使の像がある?



ゲンノショウコが一杯咲いている。

私の大好きな花。

黄色の菊科の花はコウゾリナかな?

また菊科で悩む季節がやってきた。



1000mを越す所にもヒメジョオンが咲いている。

オオマツヨイグサがこの時間にも関わらず綺麗な花を咲かせている。



ヒョウモンチョウがアザミに群れている。

このチョウは初夏のチョウの筈?

篭坂峠から、左へ墓地公園の中を横切って登山口を目指す。

沢山の花が、今日の山歩きを楽しくさせてくれる。



キンミズヒキやイヌタデが所狭しと咲いている。



墓地公園でトイレをお借りし、整備された公園内を進む。

イタドリが沢山植わっている。



ツユクサやピンクのツリフネソウがお出迎え。

いよいよ登山口に着く。

10時58分。





歩行距離14q

標高差 +675m −788m

少々距離はあるが、標高差の少ないコース。



熊注意の張り紙があり一寸緊張する。

火山灰の黒い山道を行く。快適な道。



10分ほど行くと、分岐がある。

左へ行くとアザミ平へと行くが、今日は時間があるので少し回り道。右へと行く。

大きな羊歯が葉を広げている。



テンニンソウが咲いている暗い山道。

段々と霧が深くなる。

カエデ、ブナやミズナラの広葉樹の林はとても雰囲気がよいが、黒い砂裂地となり歩きにくい場所もある。

人の気配が全くなく、いつ熊が出てきてもおかしくないような雰囲気。

熊除けの鈴を鳴らしながら行く。



11時30分分岐に着く。

此処はガイドブックでは角取山となっているが、ピークではなく鞍部なので明らかに違う。

看板には、畑尾山と書いてあって赤いテープで消してある。

実は、過去のレポートを見ても、この山系の山名は、地場の呼び名と地図が著しく異なっているので注意と書いてある。

gpsで、高度を拾いながら確認して行く。

左はアザミ平。

右へと立山と書かれた方に行く。



ダイコンソウが多いがもう花期は終わり。

しっとりとした雰囲気が素晴らしい山道を行くとしばらくしてピークとなる。

山名板はないが、ここが角取山の様だ。

ヌタ場が沢山あり、動物の足跡が多い。

樹皮が剥がれた木が目に付く。鹿が囓ったのか?



この白い花は白ヨメナだろう。

このアザミは富士山の近くに咲くホソエノアザミらしい。

花柄が細く、総苞片が大きく、反り返っている。

葉は細く鋭いトゲがある。



ピークから左へと緩やかに下っていくと、開けた場所に出た。

ここからは富士山がよく見えると書いてあるが、ガスで全く視界なし。

三角点があり、周りは花園となっている。

ハナイカリやウメバチソウも咲いている。

アザミに沢山の蝶がとまっている。



ウメバチソウとヤマハギの花



此処が立山なのかはっきりしないので、広場を横切り進むと藪となり、藪を抜けると踏み跡も消えてしまう。

動物の領域に進入している気がする。

樹皮が沢山囓られている。

しばらく踏み跡を探すが、諦めて引き返す。

関東の山で、ヤブとなっている所は、すでに道は消えているようだ。

三角点を立山とする事にした。



元来た道を引き返し、先ほどの分岐からアザミ平に向かう。

途中ピークがあり、此処が多分、畑尾山。



ピークを降りていくと視界が開け、これから歩く稜線のピークが見え出す。

トリカブトが、嫌になるほど咲いている。

山中トリカブトだらけ



クサボタンを見つけると何故かほっとする。



アザミ平着。12時10分。登山口から1時間12分。

この看板は、小山町にお住まいの岩田關さんが設置した物らしい。

この近所の山域に、暖かい絵と言葉を添えた道標を沢山設置されているようだ。



カワラナデシコのピンクがとても鮮やか

テンニンソウにチョウチョがとまって美味しそうに蜜を吸っている。



ホタルブクロとノコンギク



ここは、フジアザミの群生地だったらしいが、何処を探しても姿は見えない。

ロープで囲ってあるが、盗掘が多いとか。

ピンクのシモツケソウ少しだけ咲き残っていた。



ホタルブクロがトリカブトに隠れて咲いている。



イタドリの雌花もよく見ると綺麗だ。



黒い火山灰の中に、背の低いクサボタンやツルニンジンがけなげに咲いている。

土壌の所為か高い樹木は育たないようだ。



ミヤマタニソバが日陰に群生している。

よく見るとタニソバも混じって咲いている。



此処のカワラナデシコは色が鮮やかで花びらもしっかりしていて綺麗。

綺麗な苔も一杯生えている。



相変わらずトリカブトが多い。トモエシオガマも所々に..



テンナンショウ?も赤い実になっている。

左はシロヨメナかなあ



左、アザミの実?

右は?オトコエシだと蘭ちゃんに教えていただきました。



右はミヤマクルマバナ。



右はモミの木だが背がとても低い。

火山灰の地質のため大きくならないそうだ。



やっと見つけたフジアザミらしいが、すでに花は散っているようだ。

それともこれから咲くの?

ヤマジノホトトギスが少し咲いている。



テンニンソウの花畑がずっと続く。



霧の中を歩くのも気持ちがいい。



角取神社奥の院の分岐



12時48分、大洞山(オオボラヤマ)1385.3mに到着。

ここを角取山と書いている地図もある。

今日初めて登山者に会う。

薄暗い所で例のビニールシートを広げて、宴会中。



先を急ぐとモミジガサなどの咲く薄暗い林に入っていく。



イチゴの花のような?なんだろう

これはバライチゴだろう。

葉に特徴がある。



赤い実二つ

右はバライチゴの実



一木一草取るべからず」と書かれた道標。



広い草原に出た所にベンチがある。

ここは、素敵な花園だったらしいが、盗掘で姿を消した。

昔の花園に戻る事を願うと書かれている。

サンショウバラが咲いていたって..

一度見てみたい。



まだまたテンニンソウの花園が続く。



テンニンソウに黒アゲハが..美味しそうに蜜を吸っている。

テンニンソウの蜜はよほど美味しいらしい。



ヌタ場が多い。

二本爪の動物の足跡がくっきり。



づな峠に着く。

13時28分。

武田信玄が元亀元年1570年に、深沢城攻略のために通ったとか.

道標の上には鍋の蓋がかぶせてある。

先ほどの道標には鍋の本体がかぶせてあった。

岩田關さんの道標は味と暖かみがある。



アザミの実とヤマハッカ





ノブキの花とトリカブト



やっと三国山に着く。

13時39分

頂上と言っても、山頂のような気がしない。

単なる尾根の分岐点のよう。

ここは、駿河、相模、甲斐の国境となる。



先客女性陣が3名食事をしている。

冨士サーキットのタイヤのきしむ音が聞こえてくる。

大滝山を思い出す。

女性陣が双眼鏡で覗き、サーキット場の車がよく見えると言っている。


記念撮影のシャッターを押してあげるが、NIKONのD7。

一眼デジカメだけある。

ファインダーが明るくてくっきりとしている。

女性は、欲しい物を買う時は思い切って高い物を買うようだ。



先ほど見たのとは違う、背中がブルーの黒いアゲハ。

ミヤマカラスアゲハかな?

一瞬アザミに留まったのをゲット。

椅子に座って、あんパンで軽く食事。

此処から真っ直ぐ尾根づたいに行くと明神峠を経て不老山に続く。

女性陣は、ここからパノラマ台に降りて帰ると言う。

私達は、鉄砲木ノ頭まて行って、運が良ければ富士山を眺めると言って先に下山する。

此処からは、急な浸食された砂礫帯を降りていく事となる。

果たして富士山の姿は眺める事が出来るのだろうか?

続く
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