綱附森  2004/11/23
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− あこがれの天狗、三嶺縦走路を一望に見る −


先日21日に登った土佐矢筈山は、山頂でガスにまかれ全く展望がなかった。

晩秋の天狗塚、三嶺の全景をどうしても見たい。

天気予報を見ると、今日は快晴とのこと。

眠っている家内を起こし急遽伝える。

5時40分出発。

矢筈峠を目指す。



旧の料金所あたりから、ガスがすごい。
こんな日はきっと山頂は快晴だ?



京柱峠に向かう途中で、祖谷山林道に入る。
天狗塚の看板有り。

重機が入っていて、かなり走りやすい。

10分ほどダートを走ると正面は通行止めとなる。
此処にも天狗塚の看板有り。

讃岐富士さんは、このあたりから取り付いて、牛の背経由で天狗塚によく登られているようだ。

ここを道なりに右に巻いていく。

かなり道路状態が悪くなる。

普通車では厳しそう。



8時30分着。
外気温−0.5度。

今朝の山頂は完全に零下の世界だったようだ。

矢筈峠の駐車場に車を停めて登山準備。

先着3台。

一台は出発済み。2台は単独行で土佐矢筈に向かうようだ。

トイレをすまし水場で顔を洗い眠気覚まし。

林道を5分も行くと駐車場と、綱附森登山口がある。
林道は此処で関係者以外立ち入り禁止。



頂上まで5KMとある。

8時45分登山開始。

最初から踏ん張る登り。

霜柱の中を登る。

登山道の両側は背の高いスズタケが生えているが、
かなり幅広く笹が刈り取られているので、笹こぎの心配は全くない。

頂上までずっと、苅りすぎと思われるくらいよく刈り取られている。



10分ぐらい急坂を登り後ろを振り返ると、土佐矢筈山が朝日に輝いている。

京柱峠の向こうには、石鎚山系にまで広がる大きな雲海が見えている。



もう少し登ると、樹木の間から、天狗塚のとんがりが見えてくる。

20分足らず登ると最初のピーク。

ここまで調子が掴みにくい。



霜の降りた登山道をアップダウンを楽しみながら行く。



ブナの巨木が多い。





ピークをいくつか越えて、目の前に綱附森が大きく広がるようになると
快適な笹原の散歩道となる。



北を見ると天狗塚が、これでもかという迫力で迫ってくる。
右に三嶺も顔を出している。



綱附森への登り。
素敵な樹木帯の道を行く。



樹木帯を抜けると後は、気持ちの良い笹原をゆっくりと登っていく。

高知県方面の山並みが続いているが同定出来ない。







笹原の石で小休憩。

あくまでも青い空と天狗、三嶺の美しい姿を楽しみながら飲むコーヒーは
とんでもなく美味しい。



少しだけのモミの林。
振り返れば土佐矢筈山。



緩やかな山道を周りの景色を楽しみながらゆっくりと登る。
南方の眼下には、物部村の永瀬ダムが遠く見えている。
あの下流に向かっていけば、南国インターに出ることが出来る。

後ろには、土佐矢筈山の向こうに愛媛の山々がくっきりと見え出す。



まだ雲海がはっきりと見えている。



天狗全景。

左後ろは中津山。



頂上直下から見た三嶺。



最後の登りも緩やか。

頂上は思いの外、狭い。

後ろで寝ているのは高知から来たおばちゃん達。

11時05分到着。

所要時間 2時間20分

続く

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